アスベスト診断士とはどんな資格?調査は本当に必要?2022.06.28

自宅にアスベストが使われているかを知りたいとしても、どうやって調べればいいのか分からないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
アスベストが使われているか、使われている場合はどのように処分すればいいのかを知りたい場合は「アスベスト診断士」に相談することができます。

ここでは、アスベスト診断士の業務や調査の必要性について解説していきます。

アスベスト診断士とはどんな資格?調査は本当に必要?

アスベスト診断士とは?

アスベスト診断士というのは、文字通りアスベストが使われているかを診断する資格を持っている人のことをいいます。
業務内容は診断だけではなく、以下に挙げる三つの業務も行います。

・どこに使われているのかをチェックする
・どのように処理をすれば良いのかアドバイスをする
・解体工事が適正に行われているか確認する

つまり、診断から処理までトータル的に指導する資格なのです。

アスベスト診断士の資格を取得する流れ

ここでは、アスベスト診断士の資格を取得するためには、最初に一般社団法人JATI協会が行っている「アスベスト診断士養成研修会」で、講習を受講する必要があります。
講習は「基礎編」「調査・診断編」「石綿処理編」の三項目があり、連続で三日間行われます。

研修の修了後に試験があり、基礎編と調査・診断編、石綿処理編のそれぞれの得点が60%以上、総得点が70%であれば合格となり診断士の資格を取得できます。

受講するには条件がある

アスベスト診断士になるための講習は、誰でも受けられるわけではありません。
受講するには、下記のいずれかに該当している必要があります。

・一級建築士及び二級建築士の免許登録者
・一級施工管理技士(建築施工管理)の資格を有する者
・石綿作業主任者技能講習修了者又は特定化学物質等作業主任者技能講習修了者
・第1種の作業環境測定士
・労働安全衛生法に基づく、労働衛生コンサルタントの資格保持者
・アスベストを含むものの除去に関して、3年以上の実務経験がある
・アスベスト有無の事前調査に関して、1年以上の実務経験がある

資格を持っているという条件に該当する場合は資格証明のコピー、実務経験の場合は業務経験証明が必要になります。

アスベスト調査ができる資格は他にもあるの?

アスベスト調査は、アスベスト診断士だけができるわけではありません。
ここでは、同様に調査ができる他の資格を紹介します。

建築物石綿含有建材調査者

建築物石綿含有建材調査者は、建物を改修したり解体したりするときに、石綿を含んでいる建材が使われていないか調査をする資格です。
この調査は令和2年に義務付けされており、令和5年10月からは義務化が始まるので、今後はさらに需要が高くなることが考えられます。

建築物石綿含有建材調査者の資格というのは、「一般」「特定」「一戸建て」の三種類があります。
「一般」は、特定と戸建てを含む、すべての建築物を調査できる資格です。

特定と一戸建ては、文字通り、特定の建築物や一戸建ての建築物を調査できる資格ですが、それ以外の調査はできません。

建築物石綿含有建材調査者は、一般社団法人「日本環境衛生センター」の講習を受け、試験に合格すればなることができます。
ただし、受講条件があるので、条件に該当しない人は受講できません。

石綿作業主任者

石綿作業主任者は、アスベストが使われている工場や建築物、工作物を解体したり改修したりする現場の作業主任者になれる資格です。
解体や改修を行う作業者が石綿に汚染されないように、作業方法を決めるのが主な仕事となります。

他にも除塵装置や局所排気装置など、石綿を吸収しないための予防装置の点検、保護具の使用状況や監視、万が一事故が起こった場合の退避指示なども行います。

石綿作業責任者になるには、公益法人「東京労働基準協会連合会」が開催している講習を受ける必要があります。
受講資格はなく、18歳以上であれば誰でも講習に参加できますが、試験に合格しないと資格取得はできません。

アスベストの心配はプロに解決してもらおう

アスベストは健康を脅かす有害物質なので、使われている心配がある方はすぐに調査をしましょう。
ただし、誰でも調査できるというわけではありません。

アスベストが使われているかどうかの見極めは非常に難しいため、診断士などのプロに依頼することが解決への近道です。
株式会社松ダイナミックでもアスベスト調査を行っていますので、ぜひご相談ください。



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