お役立ちコラム

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庭コンクリートの撤去方法を解説!費用・工法・業者選びのポイント

2022年10月18日お役立ちコラム

「庭にあるコンクリートを撤去したいけど、どのくらいお金がかかるのか心配…」「コンクリートを撤去する業者の選び方や工法を知りたい」庭にあるコンクリートを解体・撤去するには、一体いくらかかるのでしょうか。

この記事では、庭のコンクリートを解体・撤去する方法を解説します。
上手な業者の選び方や工法のメリット・デメリットも紹介するので、コンクリート撤去について悩みを抱えている方は必見です。

庭コンクリートの撤去方法を解説!費用・工法・業者選びのポイント

庭にあるコンクリートの撤去費用相場

まず気になるのは、庭のコンクリートを撤去するのに、どのくらいの費用が掛かるかではないでしょうか。

これは、そのコンクリートの厚みや鉄筋の有無により、掛かる費用が変わってくるようです。
大方の業者は、この「厚み」と「鉄筋の有無」を基準に見積もりを出しています。

コンクリート撤去費用の相場として、以下の価格表を参考にしてください。

鉄筋なし 鉄筋あり
厚み 5cm〜 ¥700〜 ¥1,000〜
厚み 10cm〜 ¥1,000〜 ¥1,500〜

庭のコンクリート撤去に使われる4つの工法

コンクリートの舗装を解体するには、以下の4つの工法が使われます。
それぞれにメリットとデメリットがあるので解説してみましょう。

①クラッシャー工法|騒音が少ない

ダイヤモンドカッターを使用する工法です。
騒音があまり出ず、周囲にかける迷惑も少なく、その分心理的負担が軽くて済むのが特徴です。
重機が入らないような狭い場所や、地面や壁、ブロック塀など、使用する場所を選びません。
別の言葉で「ワイヤーソー工法」とも言います。

②ウォータージェット工法|公害が少なく無振動

超高圧の水を使い、その圧力でコンクリートを壊して削り取る工法です。
無振動で作業できるため、周囲への迷惑もあまりありません。

今では水圧が改善して比較的少ない水の量で作業効果が上がるようになり、公害がなく、環境にもよい作業工法といえます。

③ウォールソー工法|緻密な作業が可能

レールに取り付けた切断機を使用し、レール上の移動で切断する工法です。
レールは、コンクリートに引いた切断線上に置く形になります。

この工法は難易度が高いですが、より精密に作業を進められる特長があります。
耐震補強工事や改修工事でよく使われる工法です。

④圧砕工法|騒音と振動を抑えられる

圧砕機を使い、コンクリートを破壊する工法です。
油圧で作動する爪形の刃先で鉄筋コンクリートを噛み砕く、解体効率がよい工法で、コンクリート解体ではよく使用されます。

圧砕機には大割機と小割機の2種類があり、大割機では巨大なハサミ形状の2枚刃で圧砕し、小割機でコンクリートを細かく砕きます。
最初に大割機である程度圧砕したあと、小割機で細かく砕く使い方になります。

振動も小さくて騒音もあまり出ません。
ただ、破壊されて砕かれたコンクリートにより、埃や粉じんが出やすいのが悪いところです。

庭のコンクリート撤去にかかる工期は1~2日

1〜2日程度が、庭のコンクリート撤去にかかる工期の目安になります。

工期を左右する要素には、

・業者の良し悪し
・撤去の面積
・建物解体の有無

があります。

業者は慣れている業者に依頼し、日程調整をしっかり行うのが大切です。
撤去の面積、または建物の解体工事の有無によっても、当然時間のかかり方は変わってきます。
業者との間で、事前に確認をしておくとよいでしょう。

庭のコンクリート撤去時に注意したい3つのポイント

庭のコンクリート撤去時に注意したいポイントは3つあります。
よく確認してトラブルが発生するのを避けましょう。

①騒音による近隣トラブルを避ける

騒音が出やすい工法の場合は、近隣トラブルを避けるための対策が必要になります。
工法の選択が可能であるならば、できるだけ騒音を少なくする工法を選択し、車両の出入りも可能な限り少なくしてもらいましょう。

そしてそれ以上に、事前に行う近隣住民への工事の挨拶回りなどは、トラブルを避けるのに大変効果的です。

②コンクリート撤去のDIYは危険なため避ける

コンクリート撤去のDIYは大変危険です。
絶対にやめましょう。
コンクリートはアスファルトと比べてもとても固くて重く、扱いが非常に難しいといえます。

いくら費用を抑えられたとしても、無駄な時間を要したり、大けがを負ったりしかねません。
プロの解体業者に任せる、安心な方法をお勧めします。

③埋蔵物がないか事前に調査を行っておく

コンクリートを撤去する際は、地中調査も商品もしっかり行いましょう。
地下に埋蔵物がある可能性もあるからです。
ガレキや廃棄物、建物の基礎などです。

これらの発見によりコンクリート撤去作業が困難になり、その埋蔵物を撤去するのにも、想定外の出費がかさみます。

庭のコンクリートを撤去する業者を選ぶポイント3つ

庭のコンクリートを撤去する業者について、選ぶのに3つのポイントがあるので紹介します。
・業者のサービス内容や工事保障を確認しておく
・過去の施工実績を見て業者を選ぶ
・相見積もりを行い業者を比較する

アフターサービスも含めて、何をどこまで保障してもらえるのか、しっかりと業者と向き合って確認し、過去の施工実績から信用できる業者を選びましょう。
金額だけでなく総合的に判断するために、2社以上に話を聞いたうえで選ぶのもとても大切です。

まとめ

本記事では、庭にあるコンクリートを撤去する方法について紹介しました。
自分に合った業者・工法でコンクリートを撤去するのが大切です。
事前の業者選び、地中調査、近隣住民への挨拶回りは怠らないようにしてください。

特に業者とは相見積もりをとり、サービス内容や保障、過去実績等をしっかり確認しましょう。
コンクリート撤去のDIYは大変危険なので決して行わないでください。

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